咳が止まらない

淳芳堂の日記~くすり屋さんのつぶやき~

2010年12月01日 09:10


空気が乾燥してくると「咳」が出やすくなる

これは、喉の乾燥により粘膜の「防御機能」が低下するためである

埃や細菌、ウィルスなどが喉に付着し

それを排除しようとして咳が出る

痰も包み込んだゴミを排除しようとする

生態防御機能の一つ

咳と大腸の関係はあまり知られていない

五行の図をご存知だろうか?

左下の白い横並びに

金性ー肺ー大腸ー鼻ー皮(皮膚)ー息ー辛ー…燥…はなみず

秋から冬に肺機能は低下する

これは、夏場の猛暑から一転、高温多湿から低温乾燥へと一気に

季節が変動したため、体が季節の変動についていけなかったためである

これは、自律神経が大きく関係しており

体全体の問題でもある

夏は冷房エアコン、冬は暖房エアコンという具合に

暑さ寒さを回避してきた

これは、副交感神経を優位にさせ「アレルギー」の原因の一つでもある

暑い日、寒い日、適温の日などその季節に則して

体感により適度な緊張感を持つことで交感神経が刺激を受け

適度な免疫を人体に与えてくれる

過度な緊張はストレスとなり

免疫を害する。

現代人は温度、匂いにとても敏感だ。

季節を楽しんでいない・・・と思う。

見た目の季節と、体感する季節と

両方を楽しもうではないか。

季節ごとの対応が必要だなと思う。